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シュリーラ・プラブパーダによる、

主クリシュナの教えを広めるためのパンフレット

「『シュリーマド・バーガヴァタム』インドからの平和と善意のメッセージ」

 

神についての科学的知識を世界中に広めるため、

ムンバイ、シンディア・スチームナビゲーション株式会社によって運ばれた

 

精巧な英語版60巻

トリダンディ・ゴースヴァーミー 

A.C. バクティヴェーダンタ・スヴァーミー著

 

主の聖なる御名を唱えるというシンプルで簡単なプロセス、「バクティ・ヨガ」を実践することで、人類社会の苦しみは一瞬で鎮圧することができます。各国、各社会は聖なる御名に対する何らかの概念を持っています。ゆえにヒンドゥ教徒であろうが、イスラム教徒であろうが、キリスト教徒であろうが、神の聖なる御名を瞑想的に唱えることができ、結果的に問題だらけの現代の人間社会に必要な平和と善をもたらします。

 

これに関する質問等は、シュリー・スヴァーミージーが快く答えます。

 

ヒンドゥー教徒は神の聖なる御名をアルファベット32文字からなる16語の超越的サウンドとして基本的に唱えます。「ハレー・クリシュナ、ハレー・クリシュナ、クリシュナ・クリシュナ、ハレー・ハレー、ハレー・ラーマ、ハレー・ラーマ、ラーマ・ラーマ、ハレー・ハレー」。ウパニシャードやプラーナのようなヴェーダ文献はこのように16語の聖なる御名を続けて唱えるよう勧めています。また神の聖なる御名の唱名を広めた主シュリー・チャイタニヤはこれらの超越的サウンドを特に強調なさりました。このカリの時代、すなわち嫌悪、矛盾、腐敗、そして争いがはびこる時代において、唯一の救済方法は全人類がひとりでも、大勢でも主の聖なる御名を唱えることです。

 

聖なる御名の栄光はシュリー・チャイタニヤの『シクシャスタカム』でこのようにつづられています。

 

1)長い年月を通して積まれてきた心の埃を一掃し、生死の繰り返しでしかない束縛の炎を消し去るシュリー・クリシュナ・サンキールタンに栄光あれ。サンキールタン運動は全人類に与えられた無上の祝福です。なぜならそれは、祝福という月の光を放っているからです。サンキールタン運動は全ての超越的知識の精髄であり、深遠な超越的喜びの海を広め、私たちが絶えず切望している人生の甘露を心いくまで味わわせてくれます。

 

 2)わが主よ!あなたの聖名は、ただそれだけであらゆる祝福を生命に与えます。故にあなたは「クリシュナ」や「ゴーヴィンダ」を初め、無数のお名前をお持ちです。あなたはこのような超越的名前のうちに、ご自分の超越的力の全てを託されました。聖名を唱えることに、難しい規則は全くありません。わが主よ、あなたは温かい思いやりから、私たちがこれらの聖名を通してあなたに容易に近づけるように配慮してくださいました。しかし、不運なことに私は、あなたの聖なる御名に魅力を感じません。

 

3)私たちは謙虚な気持ちで主の聖なる御名を唱えなくてはなりなません。自分を道端のわらよりも卑しく思い、木よりも忍耐強く、偽の名声に対する欲を一切捨て去り、人々に心からの敬意を払うことをいとわないようにあるべきです。そのとき初めて、人は主の聖名を絶え間なく唱えることができます。

 

4)全能の主よ、私は富を蓄えることも、美しい女性と遊ぶことも、従者をもつことも望みません。私の唯一の望みは、何度生まれ変わっても、あなたへのいわれなき献身奉仕につくことです。

 

5)マハラージャ・ナンダの息子よ、私はあなたの永遠の召使です。しかしどうしたことか、私はこの生死の海に落ちてしまいました。どうぞ私をこの死の海から救い出し、あなたの蓮華の御足につく原子のひとつにしてください。

 

6)わが主よ、あなたの聖なる御名を唱える時、どめどもなく流れる愛の涙で私の目が飾られるのは、いつのことでしょうか。あなたのお名前を口ずさむや否や声がつまり、身体中の毛が逆立つのは、いつのことでしょうか。

 

7)ゴーヴィンダよ、あなたのそばにいられないことを思うと、一瞬が12年か、それ以上にも感じられます。涙は激しい雨のように流れ、あなたのいない世界はただ空しいだけです。

 

8)私はクリシュナ以外に主人を知りません。例え私を手荒く扱っても、姿を見せずに私を悲しませても、クリシュナは私の変わらぬ主人です。クリシュナよ、何なりとあなたのお好きなようになさってください。なぜなら、何が起ころうと、あなたは常に私の敬うべき絶対的主人だからです。

 

神の聖なる御名の唱名は一般大衆のみならず、優れた階級の人々にも勧められています。学者、哲学者、科学者、宗教家、そして教養ある方は、A.Cバクティヴェーダンタ・スヴァーミーの『シュリーマド・バーガヴァタム』の英語版、特に各節に続く解説をお読みになることを勧めます。読んだ方々はこのように言葉を残しています。

 

「インドの人々だけではなく西洋の人も、憎悪と矛盾が漂う腐敗した環境に生きる中、愛と真実が持つ正しくする質を必要としています。そんな中、このような作品は人を正し、元気付ける力を持つでしょう。神とは何か。神は真実であり、愛であります。無神論者であっても、それらの質の優位さを受け入れるべきです。神とこれらの質を否定するよう教えられた人々が、どれほどこれらの質を必要としているかは言うまでもありません。」

 

「作者は大きな挑戦に挑みました。熟読することで、根源の知識を垣間見ることができます。シュリーマド・バーガヴァタムの本質は、絶対真理の提示であり、私たちはこの本を勧めます。」

 

「この主題に対する編集者の広大かつ、深い研究と洞察はこれらの解説に反映されている・・・」

 

「これらの書作の発行を機に、主チャイタニヤと従者のゴースヴァーミーたちの贈り物であるバーガヴァタムの正当な見解が、初めて英語圏に提示されることは疑いの余地もありません。」

 

「この詳しく述べられた作品はサンスクリット語を知らないバーガヴァタムの熱心な学生にとって、とても役に立つでしょう。プラーナの中でもバーガヴァタムが最も難しい書物であることは誰もが同意することです。作者は彼の敬虔で学識のある愛の労働によって献身者の感謝を受け取るのは当然のことしょう。」

 

「これらの書物を読めばスヴァーミージーの学識がよくわかります。また68という高齢でありながらも、一手にこれらを生み出すのに注がれた多大な労力と犠牲を考えると、スヴァーミージの文化的追求への愛を見ることができます。この最大傑作の60巻を完成させるのに必要な時まで、スヴァーミージーが生きられるよう、そして神の愛と恵を求める同志たち、いや、全人類の愛情と感謝を得られるよう、全能なる主に熱心に祈ります。」

 

「あなたは非常に優秀な作業をされました。全てのインド人、全てのヒンドゥー教徒の心からの賞賛に値します。主題に関する深く鋭敏な研究と、哲学的見解がこの本に反映されています。」

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